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【荒川区三河島】本格派!自家製酵母が自慢の「ベーカリーナカジマ」

荒川区民に「荒川グルメといえば?」と尋ねると、多くの人が「もんじゃ焼き」と答えます。
荒川区はもんじゃ発祥の地ですよ、と区民は聞かされて育つのですが、都内に住む多くの人は「もんじゃ焼きと言えば月島(東京都中央区)」と思っていることでしょう。発祥であろうがなかろうが、荒川区のもんじゃは美味しい。下町の雰囲気も含めてもやはり一番美味しいのです。食の楽しみ方はひとそれぞれ。特別な何かは無いけれど、ちょっと個性的だったり、変わっていたり、ほっとひと息つける場所。そんなモノづくりの街・荒川を支えるグルメを探訪してご紹介していくコーナー、それが「荒川グルメ探訪」です。

毎日通いたくなる!

三河島のベーカリー

このたび、荒川探訪が取材に訪れたのは、三河島駅から徒歩3分ほどの場所に店を構える「ベーカリーナカジマ」。平日では約50種類、土曜日には約60種類のパンが並ぶ、2年前にご夫婦でオープンしたベーカリーです。

取材のきっかけは、以前お伺いしたもんじゃ焼き屋「喜世」さんからのご紹介。
地域のつながりから生まれた、嬉しいご縁でした。

扉を開けると、ショーウィンドーいっぱいに並ぶたくさんのパンが迎えてくれます。9時30分のオープン後は、11時頃が最も商品が出揃うタイミング。リピーターも多いことから、訪れる度に新しい発見を楽しんでもらえるよう、季節ごとに4~5種類のパンを入れ替えているそうです。
ベーカリーナカジマでは、本場フランスさながらに自家製の酵母を使用しています。
“ルヴァン”とは、フランス語で“発酵種”のこと。

小麦粉と水を発酵させて作るパン種を、同店ではなんと5年もの歳月をかけて育ててきました。容器の中で大切に管理されている希少な親種から必要な分だけを少しずつちぎって使用し、そこへ“エサ”となる粉を足しながら、手間暇かけて育てていきます。

「荒川区の菌でできています。と語る店長。
この自家製酵母を使ったパンは、ほんのりとした酸味を含んだ日持ちのよいパンになるそうです。

「やるからには、本場のやり方に忠実でありたい。」窓に掲げられた大きなロゴには、荒川区ではまだまだ珍しい“ハード系”のパンを売りにしていくといった意気込みを込めたフランスパンのイラストが。厨房内ではペンキで描かれたトリコロールが輝いていました。

人気ナンバーワン!
荒川ブレッド 
¥960/1本 ¥480/ハーフ(税込)

基本的に原材料は、信頼できる先輩に勧められた仕入れ先から。地域の食材も取り入れたいが、現実的にはなかなか難しい。異なる形で地域性を表現したいと思い生まれたのが荒川の名を冠した「荒川ブレッド」です。

外国人も多く、色んな人種によって成り立っている荒川のまち。その多様性をひとつのパンで表現したいという思いから、小麦、ライ麦をはじめとした9種類もの材料をミックスし、ひとつの作品として完結するパンを目指しました。

もちろん使用するのはお店秘伝の発酵種。2種類のレーズンにオレンジピール、レモンピール、クランベリーとピスタチオ、くるみをぎっしりと包み、ずっしりと食べ応えのある一品に仕上がっています。

パンそのもののじんわりにじみ出るうまみに、フルーツのほどよい酸味、ナッツの食感が重なり噛むほどにおいしさが増す味わい。薄くスライスしてトースターでこんがりと焼けば、バターやクリームチーズとの相性も抜群です。

ずっと噛みしめていたくなるような、満足感のあるパン。
1スライスでもしっかりとお腹にたまるので女性にもおすすめですよ。

バトンショコラ ¥340(税込)

ちょうど取材に訪れた日からハート型での販売がはじまった「バトンショコラ」。ココア生地のバゲット生地にクランベリー、アーモンド、ホワイトチョコチップ、ベルギー製のチョコチップを混ぜ込み、フランス製のバトンショコラ(棒状のチョコレート)を包んで焼き上げています。

ひと口頬張れば、濃厚なチョコの風味が口の中に広がり、幸せな気分に。それでも最後まで飽きずに食べられるのは、クランベリーの爽やかな酸味とアーモンドの香ばしさが絶妙なバランスを保っているからでしょう。通常時はバトン(棒)状で店頭に並ぶという春までの限定商品。なかでもハート形のバトンショコラが登場するのは、バレンタインまでの期間限定です。


バゲット ¥280(税込)

週末になると1日50本も売れるという人気商品の「バゲット」。外はカリッと香ばしく、中はもっちり。噛めば噛むほどに小麦のうまみが広がる、ベーカリーナカジマ自慢の一品です。

実はこのバゲット、先述したもんじゃ焼き屋「喜世」でも提供されている商品。お客さんとしてきてくれたことがきっかけに生まれたご縁で、喜世自慢の“あずキーマカレー”と一緒に提供されています。

ベーカリーナカジマからもすぐの距離にあるので、ぜひ併せて立ち寄ってみてくださいね。
喜世の紹介記事はこちら!↓

【荒川区三河島】荒川グルメ探訪|日本酒とあんこで新たな幕開け!「お好み焼き・もんじゃ 喜世」 

ソーシース ¥390(税込)

ソーセージでなく「ソーシース」。思わず聞き返したくなってしまうようなネーミングの商品は、本場フランスでは、“ソーセージ”を意味します。バゲット生地にボリューム抜群でぷりぷりのソーセージを1本丸ごとのせた商品。表面のカリカリチーズも食感を引き立てています。

マスタードほどよく効いた商品で、大人にも満足度大!お子さま向けにマヨネーズで味付けをした「プティソーシース」(190円・税込)も販売されています。

カレードーナツ ¥280(税込)

みんな大好きカレーパン。ベーカリーナカジマでは「カレードーナツ」として販売しています。さくさくの衣をまとった、もちもちのパンの中からたっぷりの自家製カレーがとろ~り。しっかりとした風味の中辛カレーには、にんじんや玉ねぎなどの野菜がたくさん煮込まれています。後ひくおいしさが癖になる一品。辛党の方には、さらに辛さを増した商品も用意されていますよ。

いちごとマスカルポーネ ¥420(税込)

新発売となるのが、ブリオッシュのふわふわ生地になめらかなマスカルポーネチーズを塗り、生クリームといちごをトッピングした「いちごとマスカルポーネ」。食べやすくスライスされたいちごはゼラチンをまとってつやつやと美しい仕上がり。見た目にも華やかで、デザート感覚で楽しめます。

ショコララスク(冬限定)¥320(税込)

「ショコララスク」は、チョコレートの季節、冬だけの限定商品。夏場は、にんにくしょうゆなどのフレーバーも登場します。見た目もかわいらしい手のひらサイズなので、お土産やちょっとしたプレゼントにもおすすめ。季節ごとに異なる味わいが楽しめるのも、うれしいポイントです。
昔懐かしい味わいの「あんバター」やアールグレイを使用した「紅茶レモン」は、年配の方に特に人気の商品。
ぜひご自身のお気に入りの品を見つけてみてくださいね!
※原材料の高騰によって価格が変動することもあります。予めご了承ください。

手間を惜しまぬパン作り

地域への想いとともに

このたびお話を伺ったのは、ベーカリーナカジマを支える素敵な店主ご夫妻。写真撮影は残念ながらNGでしたが、熱いマインドを持つご主人と、明るくきびきびした奥さまの関係性が印象的でした。

もともとは会社員として勤めていたご主人。かねてより自分のお店を持つという夢を抱いていましたが、子どもが生まれたことや環境の変化から、一度はその夢を諦めかけた時期もあったそうです。先に独立をしていた仲間たちや家族、友人に背中を押されるかたちでついにお店をオープン!ご主人がパン作りに専念し、奥さんが陳列や売り場、SNS管理を担当しています。

フランスパンのあしらわれたロゴは、
デザイナーの友人に頼んだものだそう。

もともと縁もゆかりもなかった荒川区。知り合いが増えていくにつれて愛着もわき、住みやすく働きやすいまちだと感じるようになったそうです。当初は海がみえるような場所での開業をイメージしていましたが、次第にこの場所でずっとやっていきたいと思うように。

「自分が荒川区を好きになったように、外から来た人が同じようにこのまちを好きになってくれたら。」そんな想いから、地域活性化にも力を入れています。

ベーカリーナカジマの1年後にオープンしたという「あきの珈琲」とは、地域を盛り上げたいという共通の思いで意気投合。ハロウィンイベントなどのイベントも共同で開催し、コラボ商品も展開しています。現在ではそういった取り組みを評価してくれるお客さんも多く、やりがいを感じているのだとか。今後の動向からも目が離せません。

お店は荒川仲町通り商店街からは少し外れた場所にありますが、商店街に加盟しスタンプラリーなどの企画にも参加。同商店街の「よこた酒店」では、ワインの試飲会などでコラボ企画も果たしました。同じ思いを持つ店同士が手を取り合い、まずは三河島のまちを盛り上げていく。若い人たちが将来、ここに住んでよかったと思えるようなまちづくりを目指しています。

地域でも様々なイベントに出店。区内で行われているフェスなどにも可能な限り参加しています。また、お店を盛り上げていく一方で、「パン屋=大変そう」といったイメージを払拭したいという思いもあるのだとか。きちんとお休みを取り、家族での時間も大切にすること。近隣の小学校からの一日店長体験なども開催していることから、店内には子どもたちからのかわいらしいメッセージが飾られています。

「今の子どもたちにとってあこがれの職業であり続けたい。」それもまた、パン屋としての使命だと語ってくれました。

12月8日には2周年を迎えたベーカリーナカジマ。1周年に引き続き、オリジナルエコバッグを製作しました。この日もオリジナルのトートバッグを持った常連さんがパンを買いに訪れる姿が。本格的なパンとともに、これからの荒川への想いを届け続けます。

街づくりへの想いは、まだまだ発酵中。イベント情報や臨時休業などの最新情報は、ぜひInstagramをチェックしてみてくださいね!

BAKERY NAKAJIMA(ベーカリーナカジマ)
住所:東京都荒川区荒川3丁目43−3 104
電話番号:050-1276-8964
営業時間:火~土 09:30~17:00頃まで
公式Instagram:https://www.instagram.com/bakery_nakajima/


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