荒川区民に「荒川グルメといえば?」と尋ねると、多くの人が「もんじゃ焼き」と答えます。
荒川区はもんじゃ発祥の地ですよ、と区民は聞かされて育つのですが、都内に住む多くの人は「もんじゃ焼きと言えば月島(東京都中央区)」と思っていることでしょう。発祥であろうがなかろうが、荒川区のもんじゃは美味しい。下町の雰囲気も含めてもやはり一番美味しいのです。食の楽しみ方はひとそれぞれ。特別な何かは無いけれど、ちょっと個性的だったり、変わっていたり、ほっとひと息つける場所。そんなモノづくりの街・荒川を支えるグルメを探訪してご紹介していくコーナー、それが「荒川グルメ探訪」です。
東尾久三丁目駅徒歩1分。手づくり惣菜とお弁当のテイクアウト
荒川区東尾久、都電荒川線「東尾久三丁目駅」から徒歩1分ほどの場所に店を構えるお惣菜店『キッチンつむぎ』。
店主の脇坂さんは、元・保育園栄養士。「家庭の食卓に寄り添う」を軸に、栄養バランスを大切にした手づくりのお惣菜を、暮らしに合わせて“必要な分だけ”選べるお店です。
忙しい日の夕飯づくり、あと一品を足したい時にも頼れる存在。お子さまのいる家庭、一人暮らし、年配の方にも親しまれています。
今回は『natural cafe こひきや』さんのご縁で取材が実現。お店を始めた背景から、日々の食卓を支える工夫までを伺いました。
こひきやさんの記事はこちらから。

元・保育園栄養士。家庭の食事を支えたい気持ちが、お店の原点に
キッチンつむぎの店主・脇坂 唯さんは、開業前に保育園で栄養士として給食づくりを担当。
保護者の方と接する機会は多くない中、夕方のお迎えから始まる家の時間、夕飯づくり、お風呂、寝かしつけ…という毎日の流れを想像し、子育て世代の大変さを改めて実感したそうです。
「もっと家庭の食事をサポートしたい」
そんな想いが強くなり、より近い距離で暮らしを支えられる形として、“お惣菜”という選択に繋がっていったそうです。
そんな想いの中、脇坂さんに巡ってきたのが、物件との縁。生まれ育った街で実店舗をスタートすることに。
こうして始まったキッチンつむぎには、今日も手づくりのお惣菜が並びます。
実際に店頭に並ぶお惣菜がこちら。
丁寧に作られた、栄養たっぷりの手づくりお惣菜。
「子どもって、家ではあまり食べないのに給食だと食べたりしますよね」
そんなお客様との会話の中、
「ここのひじきなら食べるんです」
という言葉をかけられたことがあるそうで、こうした反応は何よりの励みだと話す脇坂さん。お惣菜には、保育園で人気だったレシピも取り入れているそうで、
“想い”のこもったお惣菜が並びます。
人気のお惣菜を、主菜・副菜ごとに一部ご紹介。
※メニューは週替わりのため、最新情報は店舗Instagramでご確認ください。
1枚目:【主菜】タンドリーチキン(1個370円) メインにしたい一品。
【副菜】切干大根の煮物(大カップ1,000円/小カップ340円) 味がしっかり染みた、ほっとする定番副菜。
【主菜】ブリと茄子のみぞれがけ(大カップ1,340円/小カップ450円) くさみもなく、すっきり食べやすい。
単品で購入OK。小(副菜1人分)/大(小の約3倍)から選べます。

お花見のお供にも。人気メニュー「ぴーすけ弁当」
つむぎの人気メニュー、「ぴーすけ弁当」(税込1,100円)。
お店のキャラクター「ぴーすけ」(お弁当を持った鳥のキャラクター)にちなんだ名前。
その日のお好きなメイン1品+副菜2品を組み合わせて作る栄養たっぷりのお弁当です。

店頭に並ぶお惣菜から「どれにしよう?」と選べるのも楽しく、気分に合わせ自分好みのお弁当に。

同じく人気のメニューの「お惣菜3種」(税込880円)。
その日のお惣菜から好きなものを3つ選べるセット。
脇坂さんも「まずはこれがおすすめです」と話す、得メニュー。

“旬”を食卓へ。「つむぎ」に込めた想い。
食材となる野菜は、茨城県笠間市の「はだし有機農園」を中心に取り寄せています。
脇坂さん自身がこの農園の野菜の味に感動したことがきっかけで、「お店を始めるならぜひひここから!」と思っていたそう。

“おいしい出会い”を大切にしながら、旬の食材をメニューに取り入れるのが、キッチンつむぎのルーティン。お惣菜を選ぶだけで、季節の食材が自然と食卓に加わるのも嬉しいポイントです。
旬の菜花を使った副菜「菜花とほうれん草の生姜じゃこ和え」。 大カップ1,100円/小カップ370円 アレルギー表示も分かりやすく掲示されています。
食材選びの背景には店名にもつながる想いが。
店舗名の「つむぎ」には、生産者、運ぶ人、卸す人、作る人、食べる人…“たくさんの人の想いを紡いで届けるお惣菜”でありたい、という願いが込められています。
お店のアイコン「ぴーすけ」は、お弁当を持った鳥のキャラクター。 店頭にはぬりえも用意されていて、子どもたちに人気です。

これからのキッチンつむぎ
脇坂さんが目指すのは、お惣菜を買うだけの場所ではなく、子育て世代や一人暮らし、年配の方々が気軽に立ち寄れる“地域のサポート拠点”のようなお店。
将来的には店舗奥のスペースを使って、イートインや、食事に悩むすべての方のためのワークショップ/座談会の開催なども構想しているそうです。
「毎日作らなきゃ」という気持ちを抱えずに、食事作りに困ったとき、ちょっと子育ての悩みを聞いてほしい時にふらっと立ち寄れる…
キッチンつむぎは、そんな場所作りに向けて少しずつその形を育てています。

キッチンつむぎ|店舗情報
店名:キッチンつむぎ
住所:〒116-0012 東京都荒川区東尾久6-9-5 熊倉ビル1階
アクセス:都電荒川線「東尾久三丁目駅」徒歩1分
営業日:火・水
営業時間:12:00〜18:00
予約/取り置き:InstagramのDM または 電話
Instagram:@kitchen_tsumugi(kitchen_tsumugi)
※混みやすいのは、12時台(お弁当の時間帯)と、17時前後(夕方の帰宅時間)。
日によっては14〜15時頃に完売してしまうこともあるため、確実に購入したい方は取り置きがおすすめです。
モノづくりの街・荒川の地域情報サイト「荒川探訪」では、荒川区の気になる情報をご紹介しています。
もし、荒川区の耳寄り情報や皆さんのオススメのお店などご推薦がありましたら、ぜひお気軽に荒川探訪編集部まで情報をお寄せください。もちろん、自分のお店を取材して欲しい、話を聞いて欲しいというご依頼も大歓迎です!
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丁寧に作られた、栄養たっぷりの手づくりお惣菜。
1枚目:【主菜】タンドリーチキン(1個370円)
メインにしたい一品。
【副菜】切干大根の煮物(大カップ1,000円/小カップ340円)
味がしっかり染みた、ほっとする定番副菜。
【主菜】ブリと茄子のみぞれがけ(大カップ1,340円/小カップ450円)
くさみもなく、すっきり食べやすい。
旬の菜花を使った副菜「菜花とほうれん草の生姜じゃこ和え」。
大カップ1,100円/小カップ370円 アレルギー表示も分かりやすく掲示されています。
お店のアイコン「ぴーすけ」は、お弁当を持った鳥のキャラクター。
店頭にはぬりえも用意されていて、子どもたちに人気です。