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【荒川区町屋】絶品もつ焼きとシャリキンで乾杯!「もつ焼き たつや」

荒川区民に「荒川グルメといえば?」と尋ねると、多くの人が「もんじゃ焼き」と答えます。
荒川区はもんじゃ発祥の地ですよ、と区民は聞かされて育つのですが、都内に住む多くの人は「もんじゃ焼きと言えば月島(東京都中央区)」と思っていることでしょう。発祥であろうがなかろうが、荒川区のもんじゃは美味しい。下町の雰囲気も含めてもやはり一番美味しいのです。食の楽しみ方はひとそれぞれ。特別な何かは無いけれど、ちょっと個性的だったり、変わっていたり、ほっとひと息つける場所。そんなモノづくりの街・荒川を支えるグルメを探訪してご紹介していくコーナー、それが「荒川グルメ探訪」です。

まずは一杯!たつや流の楽しみ方

今回荒川探訪が取材に訪れたのは、町屋駅から徒歩5分。都電荒川線沿いに店を構える「もつ焼き たつや」です。2015年6月の開店から今年で12年目。地元で愛され続ける人気のもつ焼き店です。店内に足を踏み入れると、壁一面にポップな“ホッピー”のポスター。明るく活気のある店内には、カウンター10席とテーブル席を合わせて約30席が用意されています。

入口付近の立ち飲み席は、満卓時でも一杯飲みながら待てるようにと設けられたもの。開店前には、少しでも早く入ろうと店内をのぞき込む常連客の姿も見られ、その人気ぶりがうかがえました。席に着いたら、まずは乾杯!たつやでは、多くのお客さんがホッピーや酎ハイを注文します。「三冷(さんれい)ホッピー」は、ホッピー・焼酎・ジョッキの3つをキンキンに冷やし、氷を入れずに楽しむ飲み方。お店で凍らせて固さを調整した、自家製のシャリキンをたっぷりと注いでいます。

写真左から、
酎ハイ 500円(税込)
三冷(さんれい)ホッピー 550円(税込)

たつやでは、「酎ハイ」にもキンキンに冷えたシャリキンを使用。梅シロップとスライスレモンのさわやかな酸味が特徴で、後味はすっきり!ついついもう一杯、とお酒がすすみます。

シャリキンとは、「キンミヤ焼酎」をパウチのまま凍らせた、シャーベット状の焼酎のこと。氷を使わないため味が薄まらず、ホッピーや炭酸などで割ると、シャリシャリとした食感が楽しめます。市販のシャリキンは20度の焼酎からできていますが、たつやではキンミヤの25度を使用。これまでパウチタイプしか見たことがないことを伝えると、「うちではパウチじゃいくらあっても足りない!」と笑顔で答えてくれました。

たつやではお通し制度はなし!席料は1人100円と、気軽に立ち寄れるのもうれしいポイントです。

名物から定番まで!

外せない一品たち

シロ(タレ)1本200円(税込)

まずは、一番人気の串から「シロ」。シロ酢、シロ味噌といったメニューも人気ですが、今回はシロのタレ焼きを注文しました。串焼きの味付けは基本的におまかせで。1種1本から注文可能です。たつやのシロは、一般的な大腸ではなく“てっぽう(直腸)”を使用。じっくり時間をかけてボイルすることで、臭みがなくやわらかな食感に仕上がります。焼いては壺ダレにくぐらせ、また焼いて…。工程を重ねることで、まるで“飲めるもつ焼き”とも言えるとろけるような口当たりに。「ホルモンは苦手…」という人のイメージを覆すこと請け合いの一品です。

煮込み豆腐 700円(税込)

お店の勝負メニューともいえる一品が、「煮込み豆腐」。白味噌・赤味噌・麹を独自にブレンドしてじっくり煮込んだもつは、ほろほろぷにぷにの食感です。味がしっかりしみた大ぶりの豆腐の上に、もつ煮をたっぷりと。たくさんのねぎをかけて提供しています。

「もつ屋はもつ煮を絶対に切らすな」そんな社長の言葉を守る、たつやを代表する一品です。

皿なんこつ 600円(税込)

「皿なんこつ」は、すぐに出てくるスピードメニューとして人気の一皿。ボイルした軟骨を冷製にし、酢醤油をかけています。パリパリ、コリコリとした食感がクセになる一品。にんにく、しょうが、しょうゆをかけ、ねぎと一緒にしっかりと混ぜていただくのがおすすめです。「他にはないメニューです!」と店長も太鼓判。マストオーダーの一品です。

ポテサラ 450円(税込)

具材はじゃがいもとベーコンのみ。なめらかな口当たりの「ポテサラ」は、ディップ感覚でも楽しめます。添えられたバゲットは炭火で炙り、香ばしさをプラス。仕上げにカレー粉がかけてあるのも特徴で、さらに中濃ソースをかけるのもおすすめの食べ方だそうです。

ネギレバ 500円(税込)

大ぶりのレバーを使用した、満足感の高い一品が「ネギレバ」。低温調理で火を通しているため、提供時は炭で軽くあぶるのみに留めています。もったりと舌に絡みつく、レバー特有の濃厚な旨み。お刺身のような感覚で楽しめます。

お肉は基本的にきまった仕入れ先から毎日納品。野菜は区内の八百屋さんに直接買い出しに行くこともあるそうです。毎日仕込みは毎日13時頃から。なかでも1日200本ほどの串打ちが、一番大変な作業です。

これからも、変わらぬスタイルで

通常営業時は店長を含めた2~3名のスタッフと、2名のアルバイトで切り盛り。「マニュアルはありません!」と語る通り、店内にはどこか自由で肩の力が抜けた空気が流れています。今回お話を伺った店長の小森さんは都内に本店を構える人気店「亀戸ホルモン」のご出身。他店舗で5年間経験を積んだ後、この町屋の地で支店を任されました。ガラス張りで外からでも店内の様子が見えるつくりは一見さんでも入りやすく、新店舗を構える上での決め手になったのだそう。地方出身の店長にとって荒川区は当初どこかとっつきにくい印象もあったそうですが、働くうちに「親しみやすい方が多い」と感じるようになったといいます。

客層は、女性、グループ、おひとり様と実にさまざま。取材に訪れた日も、開店時間を迎えると次々に常連さんが来店してきました。早い時間はテレビをみながらのんびりお酒を楽しめる雰囲気。

「会話を楽しみたい人には積極的に声をかけ、静かに飲みたい人にはあえて距離を保つようにしています。」

それぞれの楽しみかたを尊重したい。そんな心配りがスタッフのひとりひとりから感じられました。店内を見渡すと、お箸やお醤油などが少し高いところに設置されているのに気づくかもしれません。これは、テーブルでの会話の妨げにならないようにという配慮から。
…とはいえ、実際に椅子に座ってしまうと頭上のお箸に気付かない人も多いのだとか。「お箸ください!」と言われることもよくあるそうです。店先のテラス席はワンちゃん連れでも利用できる特別な空間。テラス席と窓の近くのお席では、都電が走る風景を眺めながらおいしいお酒が楽しめます。混み合うのはいつも19時頃から。ゆっくり過ごされたい方は、少し早めの来店がおすすめです。

狙い目は、月曜日(他サイトでは定休日と記載)と木曜日。ゴールデンウィークや年始は、仕入れ業者に合わせて休みを取ることもあるそうです。人気店でありながら、あえて他エリアからの集客に頼らず「町屋は町屋で盛り上げていく」という姿勢。その在り方に、お店としての強い誇りを感じます。

今後の展望について伺うと、「10年間ほぼ変わらぬスタイルでやって来たので、これからもこのままやっていきたい。」と穏やかな回答が返ってきました。店長の軽快な受け答えと、豪快な笑い声。町屋在住で、先日荒川探訪でご紹介した「あきの珈琲」との親交があることも教えてくださいました。地域のつながりが垣間見える、あたたかな関係性も魅力のひとつ。お腹いっぱい食べて飲んでも一人あたり2,000〜3,000円ほどというリーズナブルな価格帯も人気の理由です。ただし、支払いは現金のみですのでご注意を!

一度訪れれば、きっと何度でも通いたくなるはずの一軒。ぜひ一度、「たつや」の暖簾をくぐってみてください。

もつ焼たつや 町屋店
住所:東京都荒川区町屋2-16-2
営業時間:
平日 17:00~23:00(L.O.22:30)
土 16:00~23:00(L.O.22:30)
日 16:00~22:30(L.O.22:00)
定休日:不定休


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