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【荒川区南千住】初心者スケーターも安心!東京メトロ運営のスケートボードパーク「RAMP ZERO(ランプゼロ)」

「荒川区」というと、昔ながらの下町情緒溢れるお店や街並みのイメージが大きいのではないでしょうか。実を言うと荒川区は今、時代にフィットしたまちづくりや、暮らしを豊かにしてくれるお店やスポットがたくさんある注目のエリアなんです。
ひっそりとした住宅街に突如現れるオシャレなお店。広々とした魅力溢れる公園、リノベーションで新しく息を吹き込まれたような素敵なスポットなど、モノづくりの街・荒川区を支える「暮らしに寄りそうスポット」を探訪してご紹介していくコーナー、それが「荒川くらし探訪」です。

2020年の東京五輪からオリンピック正式種目となり、日本人選手が活躍されている姿を見て、スケートボードに興味を持たれた方も多いはず。自分にもできるかな。うちの子もいまから始めたら、スケーターになれるかな。でもスケボーって安全に練習できるのか心配!と思った方にぴったりな、初心者スケーターにも安心のスケートボードパークが南千住駅北口から徒歩30秒!の高架下にオープンしました。


施設は南千住北口より徒歩30秒の高架下。
スケートボードが滑走する音が聞こえます。

 

安心安全を第一に考えた、東京メトロ運営のスケートボードパーク

「RAMP ZERO(ランプゼロ)」の運営は、東京地下鉄株式会社。新規事業の創出を目的とした社内事業開発プログラム「メトロのたまご」から生まれた施設です。
「RAMP ZERO」という名称には、施設の強みである「RAMP(ランプ)」という半円形のスケートボード用の構造物と、「始まり」を意味し、スケートボードをやってみたい子供や初心者スケーターの始まりの場所、「ZERO(ゼロ)」になって欲しいという意味が込められているそうです。なかなか街中では練習できるところが少ないスケートボード。施設やスクールの様子を、荒川探訪スタッフが取材してきました!

安心してチャレンジできる!安全柵を完備した3台のミニランプと各種アイテム

施設内には、ミニランプが3台、その奥のフラットなスペースに各種アイテムが配置されています。高架下を活用した空間は、細長くて天井が高く、柱やフェンスの隙間をスケボーですり抜けて進む様子はまるで秘密基地のよう。スケートボード初心者の方から上級者の方まで楽しめるように、ミニランプの高さは65cm、80cm、120cmと、低いものから高いものまで設定されているそうです。落下を防止し、加速した板がランプから飛ばないように、すべてのランプに安全柵とネットが設置されています。


高架下に設置された3台のミニランプ。

天井の高い高架下。頭上を電車が駆け抜けます。

ランプとフェンスの隙間を進むとフラットな練習スペースが。

フラットな練習スペースのフェンスを見ると、ボルトの部分にはすべてカバーが付いていました!バランスをくずししたときに触れて手を切らないように、運営の方が自ら施工されたそうです。細やかな安全への配慮を感じますね!


手を切らないように一つ一つのボルトを
コーキング材でカバーしていました!

半屋外の施設のため、防犯にも気を遣っていらっしゃるそう。入口には電子式のナンバーキーと、24時間稼働の防犯カメラを設置。お子さんも安心して使用できるように、しっかりと防犯設備も設置されています!


電子錠に24時間稼働の防犯カメラが備わったエントランス。

設備が整ったスクールだからこそ楽しんで上達できる!

スクールのコースは超初級、初級、中~上級の3コース。スクールでは何よりも、スケートボードを楽しんで続けられることを重視していると、運営担当の戸島さんと村田さんが教えてくださいました。


運営担当の、東京地下鉄株式会社 戸島さん、村田さん。

「RAMP ZEROでは、板の乗り方やバランスのとり方を確認できたら、初級コースから早い段階でランプにチャレンジしています。初心者やお子さんは特に、飛んだりする筋力に限界があり、オーリー(Ollie)という板を弾く技が出来ずに挫折してしまう方が多い。ランプは重心を上げ下げして滑るので、原理はブランコと一緒。だからお子さんでもすぐにコツをつかんで、早く上達出来るんです。」
ランプの設備が完備された施設だからこそできる、スクールの強みですね!トップクラスのスケーターも、ランプで練習を重ねてきた方が多いそうですよ!


レッスン料金は1回3,500円(税込)
月謝制のスクール会員になると
月謝は9,900円(税込)で月3回のレッスンが受講可能です。

スケートボードを習い事にするメリットは?

スケートボードは、板の上でバランスをとって滑るので、バランス感覚や体幹を鍛えることが出来ます。ですがそれ以上に、社会性やコミュニケーション能力、粘り強さが身に着くとご担当のお二人が教えてくださいました。
「スケーターは、派手な服装でやんちゃな人が多い、というちょっと近寄りづらいイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。ですが実際のスケーターは、しっかり挨拶をして、お互いを尊重できる良いコミュニケーションを取れる方が多いんです。技を習得するためには何十回、何百回と転んで真剣に粘り強く取り組まないといけない。だからこそスケーターは、自分より上手な方に対しても、初心者で頑張っている方に対しても、同じスポーツに取り組む同志として、互いをリスペクトする気持ちが自然と生まれるんです。」


この春始めた子供たちも
ランプをかっこよく滑走していました。

トリックやスタイルのかっこよさはもちろんのこと、多様性、協働性、そして創造性を大切にする素晴らしい文化を持ったスケートボード。まさに、これからの時代に強く求められているマインドセットを育むスポーツなんですね!

必要な道具は全てレンタル可能!


使い込まれた板とランプはそれだけで絵になるかっこよさ。

練習に必要なのは、板、ヘルメット、プロテクターがあれば大丈夫。ですがこちらの施設ではすべてレンタルが可能。沢山の道具を持ち運びしなくて良いのは助かります。
レッスンの日は、動きやすい服装で運動靴であれば大丈夫とのことですが、慣れてきたらスケートボードシューズ、通称「スケシュー」を用意するのがおすすめ。スケートボードでは靴の側面を摩耗するため、スケシューは、耐久性にすぐれていて、底が平らで板に乗ったときにもバランスがとりやすいそう。各メーカーから出ている靴を見てみると、どれも普段から履きたくなるオシャレなものが沢山。スケートボードはファッションもオシャレなので、好きな道具をそろえるのも楽しみの一つとなりそうです!

練習を続けるとこんな風になれるかも?!

スクールのコーチ陣は、スポンサーがついていらっしゃるプロのスケーターの方が多数在籍。コーチの技はとにかくかっこいい!荒川探訪インスタアカウントでは動画も公開予定です。躍動感あふれるスケーティングを、是非動画でもご覧くださいね。


取材時のスクールコーチを担当されていた中野さん。

運営担当の村田さんもランプで技を見せてくださいました!

フラットスペースで板の乗り方を教えてくれた
運営担当戸島さん。
夕方の施設は照明も素敵です。

今年段階的にサービスを開放してきたこちらの施設では、7月よりフリー滑走利用もスタートしました。施設は朝7時から夜22時まで営業しているので、朝日を浴びてスケートを楽しむ朝活や、お仕事帰りにも最適です。スケート上級者の方も是非お立ち寄りくださいね。
(スクール実施時間中(月~金15:00~18:00 土日10:30~18:00)は、フリー滑走がご利用いただけないランプ・エリアがあります。スクールの時間割等は施設HPにてご確認ください。)


ランプの奥には観覧スペースも完備。

こちらの施設では初心者体験会も随時開催中です!ストリートスポーツを安全に楽しむことができ、スケートボードは、体幹ややり抜く姿勢が身につく習い事としても最適。スポーツの秋に、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

RAMP ZERO
営業時間:
7:00~22:00
※スクール実施時間中(月~金15:00~18:00 土日10:30~18:00)は、フリー滑走がご利用いただけないランプ・エリアがエリアがあります。スクールの時間割等は施設HPにてご確認ください。
住所:
東京都荒川区南千住4丁目2番3号東京メトロ日比谷線 高架下Santoku前
HP: https://www.ramp0.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/rampzero

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