この秋、荒川銭湯スタンプラリー2024 AUTUMN「デビュー銭」が荒川区の各銭湯で開催されます。
このイベントは、あなたの「銭湯デビュー銭(せん)」を飾る特別な機会です。荒川区の古き良き銭湯を巡り、スタンプを集めながら、地域の魅力と銭湯の温もりに触れるひとときを楽しみましょう。銭湯初心者も常連も、みんなが楽しめるこの旅は、日々の喧騒から解き放たれる贅沢な時間です。銭湯のあたたかなひとときを通じて、心と体をリフレッシュしてください。
このデビュー銭に参加するのは、渋谷区在住のあかりと中野区在住のゆうきです。あかりは友人と一緒に、ゆうきは会社の同僚と一緒に、それぞれスタンプラリーを楽しみます。彼らもこのイベントを通して、さまざまな荒川区の魅力を感じることでしょう。
そんな2人の荒川区銭湯巡りのコースをご紹介します。
日暮里の行列のできるラーメン店
「中国手打拉麺 馬賊」
〈12:00〉
中野区中野在住のゆうきは、多忙な日々を送る中、同僚に「少しはリフレッシュしたらどうか?」と勧められ、荒川銭湯スタンプラリーに参加してみることにしました。久しぶりに訪れる荒川区で、まずは腹ごしらえとして日暮里駅前の手打ちラーメンの名店「馬賊」でラーメンと餃子を楽しむことにしました。JR日暮里駅東口、京成日暮里駅南改札口から徒歩1分。バスロータリーの角に店舗を構える「中国手打拉麺 馬賊」は、数々のメディアに取り上げられ、常に行列ができるほどの人気店です。馬賊の看板メニューは、伝統的な中国の麺打ち技法を用いた「担々麵」。打ち上がったばかりのツヤツヤ麺に、時間をかけて煮込んだこだわりのスープがたっぷりと注がれます。手打ちならではの太さにムラのある麺が特徴で、香ばしいゴマの香りが食欲をそそります。麺類と併せて注文したいのが、お店自慢の「手打ち餃子」。モチモチとした食感の皮に、たっぷり詰め込まれた餡がボリューム満点です。日暮里随一の名店で、麺を打つダイナミックなパフォーマンスは、お店の外のショーケースからも見学できます。
馬賊のラーメン、やっぱり噂通りすごかった!担々麺のピリッとした辛さがちょうどいいんだよね。餃子も大きくてボリューム満点。行列ができるのも納得だな。
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江戸時代から愛され続ける下町の味
「羽二重団子」
〈13:30〉
お腹いっぱいになったので、日暮里駅前付近を散策。歩いていると暖簾をかかげたスタイリッシュな外観のお店を発見。文豪も愛した東京名物「羽二重団子」です。羽二重団子のお団子は、米の粉を湯でこねて蒸し、杵と臼でよく搗くといったシンプルな作りだそうですが「よそが300搗くなら、うちは600搗け」といわれるほど、たくさん搗くことがポイントだそうです。羽二重団子の特徴の一つはこの見た目。ムギュッとつぶされたような扁平な形の理由は、お供え物に使われる丸い団子を庶民が口にするのは畏れ多いため、平たくしたという説があります。香ばしい香りが食欲をそそる焼き団子のほか、上品な甘味の餡団子。それぞれ違った美味しさがありどちらもおすすめ!羽二重団子のお団子は店内で食べるのはもちろん、おもたせとしても喜ばれる東京土産。ゆうきもひとつお土産として購入。
羽二重団子、初めて食べたけど、その歴史にびっくりした。夏目漱石や正岡子規も愛したって聞いて、特に正岡子規が『仰臥漫録』に『あん付き三本焼き一本食ふ』って書いてたのは興味深いよね。
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進化し続ける老舗の銭湯「齋藤湯」
〈15:00〉
次に訪れたのは、久しぶりの銭湯を満喫しようと訪れた「齋藤湯」。ここは90年もの歴史を持つお風呂屋さんで、幾度かのリニューアルを経て、時代に合わせて進化を続ける老舗の銭湯です。湯上りに生絞りフルーツのスカッシュが味わえるなど、独自のサービスを提供していることも人気の理由の一つ。齋藤湯の自慢は“高濃度人口炭酸泉”。お湯に溶け込んだ炭酸ガスが体内に吸収され、血行を促進する効果があります。関節痛や筋肉痛の原因となる乳酸の減少を早める効果もあり、スポーツ選手の間でも注目されています。Ph4.5の弱酸性のお湯は肌に優しく、神経をリラックスさせるので、入浴後は熟睡できること間違いなしです。忙しい日々を送るゆうきには、ぴったりの銭湯ですね。
齋藤湯、すごく良かった!炭酸泉が特に気に入ったんだけど、入った瞬間から体がポカポカして、疲れがスーッと抜ける感じ。リピート決定。
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荒川発!オリジナルのクラフトビールで喉を潤す
「オケイブルワリー(OKEI BREWERY)」
〈17:00〉
齋藤湯でリラックスしたゆうきは、銭湯の後、同僚と一緒に「オケイブルワリー(OKEI BREWERY)」でクラフトビールを楽しむことに。
大きなサングラスの看板が目印のちょっと気になる外観のお店。一度訪れれば誰でもハッピーな気分になれると話題沸騰中です。柑橘系のフルーティーな風味が特徴の「荒川HAZYアンダーザブリッジ」、しっかりとした味わいが魅力の「日暮里ケルシュ」、爽やかな飲み口としっかりした苦味が特徴の「オケペ!(OKEI PALE ALE)」など、どのクラフトビールも気になります。さらに、フレンチの技が光る絶品料理も揃っていて、お腹も満たされます。銭湯の後のビールは格別!大人になって良かったと噛みしめるゆうきでした。
オケイブルワリーで飲んだビール、どれもレベル高い!銭湯上がりのビールってなんでこんなにうまいんだろう。料理も本格的で、お腹もしっかり満たされたよ。
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いかがでしたでしょうか?
ゆうきの荒川区モデルコースは、彼にとって忘れられない特別な一日になったことでしょう。あなたもぜひ、ゆうきのように荒川区を巡りながら、素敵な「デビュー銭」を体験してみてくださいね!
イベント情報
荒川銭湯スタンプラリー2024 AUTUMN 「デビュー銭」
開催期間:2024年10月1日(火)~2024年11月30日(土)
参加方法・詳細は荒川銭湯スタンプラリー特設サイトをご覧ください
特設サイト:https://arakawa.news/stamprally/
問い合わせ:荒川銭湯スタンプラリー事務局(arakawa.sento@gmail.com)
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