荒川区最大級のイベント「川の手荒川まつり&商業祭」。前回の前編に引き続き、後編も“子どもレポーター”の「こは」と「やま」が、元気いっぱいにレポートします!
前編では探偵団ミッション「WANTED」のターゲット・まっくんパックンと出会ったところで終了しましたが、後編ではいよいよ区長・滝口学さんを探す旅の続きへ!そのほか、手話体験や民族衣装の試着など、体験満載でお届けします。
お名前はエア文字(ひらがな)で教えてもらいました!
「手話をもっとたくさんの人に知ってほしいので、手話を教えたり、手話関連の本を発売したりしています。区内の学校の4年生を中心に出前授業でうかがうこともあります。いろんな学校に呼んでくれると嬉しいです」と、うらさわさん。
聴覚障害者協会は、一般の人にも理解してもらうことができるよう、耳の聞こえない人だけではなく、聞こえる人も一緒になって活動している協会です。
聴覚障害者協会HP:https://aradeaf.com/
楽しく学んだあとは、いよいよお楽しみのランチタイム。商業祭の模擬店コーナーへGO!ちょうどステージでは仮面ライダーショーが開催中。撮影は禁止だったので写真はありませんが、仮面ライダーガヴとガッチャードが登場し、ステージの周りの子どもたちは大興奮でした!
模擬店には美味しそうなメニューがずらり。子どもが大好きな食べ物から、大人も満足できる本格的な一品まで、ラインナップがとても豊富でした。選択肢が多いのが良いですね!

たこ焼きを食べました。屋台のたこやきが好きだからおいしかったです。たくさん食べ物の屋台があって街の商店街を歩いている気分でした。

交流純喫茶なごりのカツサンドウィッチ、イチゴ飴、三角屋のラムネを買いました。カツサンドやいちご飴がすごく美味しかったです!
がくちゃん発見!?しかし・・・
お腹も満たされ、再びターゲットを探して歩く2人。すると近くで人の流れを探知!きっとWANTEDのターゲットがいるに違いないと駆け寄ると、「がくちゃん」の文字が・・・!
荒川区長・滝口学さん!?と駆け寄ると……
なんと登場したのは「がくちゃん代理」!せっかくなので、インタビューに挑戦しました。
こは:普段はどういうお仕事をしてるんですか?
がくちゃん代理:普段は生涯学習課といって小さな子どもからお年寄りまで「学びたい」という人たちの学習を支援する仕事をしています。
やま:お仕事で大変なことはなんですか?
がくちゃん代理:赤ちゃんを連れたお父さんお母さんの相談から、日本舞踊や書道のことまで・・・幅がすごく広いので、いろんなことを知っておかないといけないのが大変ですね。
こは:お仕事で楽しいことはありますか?
がくちゃん代理:今日もそうだけど、いろんな人と接することができて、みんなが勉強の中でこういうことが楽しかったという声を直接聞けるのが楽しいです。
こは:ちなみに、昨日の夜は何時に寝ましたか?
がくちゃん代理:昨日の夜はちょっと遅くて、2時くらいかな(笑)
さまざまな年齢層の「学びたい」に寄り添うお仕事、素敵ですね。朝早くからがくちゃん代理の役をお疲れさまでした!
国際交流エリアで衣装体験!
次に2人が向かったのは、荒川区国際交流協会のブース。ここでは、世界各国の民族衣装を身につけることができる体験コーナーがありました。
ずらりと並んだ色とりどりの衣装に、どれにしようか悩む2人ですが、最終的に選んだのはチャイナドレス!
ちょっと恥ずかしがっていた2人も、着てみたらすっかりノリノリに♪

最初はチャイナドレスは派手で少し私の中では苦手なイメージがあったけど、着てみたらすごく可愛くて買いたくなりました。

チャイナドレスは今まで着てみたいと思っていたので選びました。他の国のものを身につけることで、その国とつながれる感じがするのが楽しかったです。
荒川区国際交流協会は、外国人の方の生活を支援したり、地域の国際交流を進めたりしている団体です。日本語教室や日本語サロン、スピーチ大会、バスハイクなど、いろいろな活動をしているそうですよ。
また、荒川区と海外の交流都市とのつながりも大切にしていて、オーストリア・ウィーン市ドナウシュタット区との高校生の相互派遣や、韓国の済州市、中国の大連市中山区とも交流を続けているそうです。
荒川区国際交流協会HP:https://arakawa-kokusai.com/
こうしてあっという間に終わりを迎えた2人の取材。最後に参加した感想を聞いてみました。

食べ物がたくさんあって楽しかったです。いつも勇気が出ないので、インタビューで勇気を出す経験ができて良かったです。次は工作コーナーやおもちゃ売り場に行きたいです。

川の手荒川まつりに初めて行ってインタビューをして最初は緊張したけれど、一緒にインタビューする友達がいたからすぐに緊張しなくなってきました。来年の川の手荒川まつりも行きたいと思いました。
2人ともお疲れ様でした!
川の手荒川まつりは、大人も子どもも楽しめる場所がたくさんあり、一日中いても飽きません。レジャーシートや帽子など、休憩や日除け対策をして出かけるのがおすすめです。今回は子どもが楽しめるエリアを中心に回りましたが、ふるさと市や商業祭バザールには、大人も思わず足を止めたくなるブースがたくさんありました。
毎年4月末に開催される川の手荒川まつり。ぜひ足を運んでみてくださいね!
おまけ(最後にうれしい出会いが!)
レポートを終えて「がくちゃんには会えなかったね~」と話しながら解散した2人。
…と思ったら!
なんと、子どもレポーター解散後に「こは」が本物のがくちゃん(区長)と遭遇!アポなしで突撃単独インタビューをしました!
こは:どんなお仕事をしていますか?
がくちゃん(区長):荒川区長をしています!
こは:お仕事で楽しいことはありますか?
がくちゃん(区長):みんなと一緒にいろいろなことを考えて実現できることです。
こは:そのお仕事で大変なことは何ですか?
がくちゃん(区長):大変なことはたくさんありますけど、やりがいがあるのでがんばっています!
突然のインタビューにも関わらず、笑顔で真摯に答えて下さり「こは」も感激。ご対応いただきありがとうございました!