モノづくりの街・荒川区の地域情報サイト

グルメ

【荒川区西尾久】荒川グルメ探訪|こころも身体もほっこり「和食・出汁茶漬けCHAYA」

荒川区民に「荒川グルメといえば?」と尋ねると、多くの人が「もんじゃ焼き」と答えます。
荒川区はもんじゃ発祥の地ですよ、と区民は聞かされて育つのですが、都内に住む多くの人は「もんじゃ焼きと言えば月島(東京都中央区)」と思っていることでしょう。発祥であろうがなかろうが、荒川区のもんじゃは美味しい。下町の雰囲気も含めてもやはり一番美味しいのです。
食の楽しみ方はひとそれぞれ。特別な何かは無いけれど、ちょっと個性的だったり、変わっていたり、ほっとひと息つける場所。そんなモノづくりの街・荒川を支える「荒川グルメ」を探訪してご紹介していくコーナー、それが「荒川グルメ探訪」です。

和食・出汁茶漬けCHAYA

東京さくらトラム(都電荒川線)小台駅から徒歩1分にある「和食・出汁茶漬けCHAYA」。
ここでは出汁茶漬けをメインに、食材にこだわった定食やお弁当・お惣菜の販売をしています。もともとこの場所は「和カフェ 生活茶屋」というお店があった場所で、2022年2月に出汁茶漬けのお店としてリニューアルオープンしました。

小台駅から1分という好立地!
壁付けの看板が目印。

生活茶屋の時から通われていたお客さんたちはリニューアル後も変わらず足を運んでくれる方も多く、オーナーの顔も広いことから私たちが取材で伺ったときもスタッフの方と親しげにお話しされるお客さんたちの姿も見ることができました。

 

こだわりはお茶漬けだけじゃない!豊富なメニューラインナップ

メニューを開くとお茶漬けの他にも定食や丼もの、甘味、ドリンクなど。素材や産地にこだわったお品書きが並びます。

スタッフの高山さんにお話を伺ったところ、「元々はお茶漬けがメインですが、お茶漬けは食べたい時が決まっているものだと思うので、毎日食べても飽きないメニューもご用意したいと思い、日替わり定食や丼ものを増やしていきました」とのこと。

店外の看板にも「今週のお肉定食」「今週のお魚定食」「きまぐれドライカレー」などの文字が書かれています。実際にお店でご飯を食べる人のことを考え、毎日足を運んでくれるようにというお店の優しさや気遣いが、メニューからも感じることができますね。

入り口に置かれている立て看板から定食内容を確認できます。

 

出汁茶漬けは4種から選べる!

CHAYAの出汁茶漬けは4種の中から選ぶことができます。

  • 食数限定、自家製鯛出汁の「鯛茶漬け」 ¥1,900(税込)
  • 豊洲市場から直送された鮭を使った「焼き鮭茶漬け」  ¥1,550(税込)
  • 土からこだわる紀州本庄の梅農家の梅干しを使った「こだわり梅の茶漬け」 ¥1,150(税込)
  • 濃厚ゴマ味噌豆乳仕立ての「やみつき坦々風茶漬け」 ¥990(税込)

メニューの写真を見ると出汁茶漬けには3つのごはんボールが付いているようです。しかもごはんボールのおかわりは無料!お出汁のおかわりも+¥100で可能とのことです。

今回はこの中から「こだわり梅の茶漬け」と「鯛茶漬け」を注文しました。

 

こだわり梅の茶漬け

こだわり梅の茶漬け ¥1,150(税込)
梅干しは紀州本庄の梅農家から直送!

大ぶりで肉厚な紀州梅干しが添えられた「こだわり梅の茶漬け」。
CHAYAのご飯は宮城県産のひとめぼれを使用。お茶漬け用にまんまるなごはんボールは小ぶりでひとくちサイズに握られ、ごまが振りかけられています。主役の梅干しを囲むように日替わりの小鉢や漬物、卵焼き、フルーツがお皿を彩る可愛らしいワンプレートです。
おうちで食べるお茶漬けとは一味違う、丁寧に盛り付けられたお茶漬けセットは卓上に運ばれてきた瞬間、おもわず笑顔になってしまいますね。
このときの日替わり小鉢は「かぼちゃのそぼろ煮」「里芋の胡麻味噌和え」「小松菜としめじの煮浸し」でした。日替わり小鉢のメニューはお惣菜として購入することもできます。


お店の入り口付近に並んだお惣菜。

こだわり梅の茶漬けと焼き鮭茶漬けに使用されるお出汁は鰹とマグロと昆布の合わせ出汁。急須の蓋を開けると澄んだ綺麗なお出汁からふわりと良い香りが広がります。ほんのりとしたうま味を感じる味わいは、試行錯誤を重ねたCHAYAのオリジナル配合です。

CHAYAのオリジナル配合の合わせ出汁。

CHAYAではそれぞれのお茶漬けの具材に合わせてお出汁も変えるというこだわりぶり。おかわり用のお出汁は基本的にこの合わせ出汁になるので「こだわり梅の茶漬け」「焼き鮭茶漬け」以外のお茶漬けを選んだ方は、+100円のお出汁のおかわりを頼んでみると、また違った味わい方ができるのでぜひお試しください♪

卓上に置かれた「シェフおすすめの茶漬けのお召し上がり方」。

卓上には「シェフおすすめの茶漬けのお召し上がり方」という案内もあるので、こちらを参考に食べてみるとより一層深くCHAYAの出汁茶漬けを味わうこともできますよ!

器に盛り、出汁をかけると良い香りが漂う。

お出汁を味わった後、ご飯と梅干しを茶碗に盛り、お出汁をかけます。スプーンで軽くほぐしていくとおむすびの中から野沢菜の鮮やかな緑が出てきました。こうした隠れたひと手間が嬉しいですね!

肉厚な梅の果肉と野沢菜のシャキシャキ感がたまらない。

梅干しは果肉がジューシーでほんのりとした酸味と甘味が奥深いまろやかな味わい。シャキシャキした野沢菜も、するするとお茶漬けを食べ進める中での食感のアクセントになっています。

 

食数限定・鯛茶漬け

鯛茶漬け ¥1,900(税込)
プロのおめがねにかなう鯛が仕入れられなかった日は、鯛茶漬けはお休みになる事も。

こちらは1日限定5食!豊洲市場から仕入れた鯛を使用した「鯛茶漬け」。新鮮な鯛のお刺身は”漬け”になっており、このまま食べても美味しいこと間違いなし!

鯛の骨からとったアラ出汁。旨味とコクがたっぷり。

鯛茶漬けに使われるお出汁も鯛を捌いた後のアラからとったものなので、贅沢な鯛を余すことなく味わえる鯛尽くしの出汁茶漬けとなっています。

贅沢すぎる鯛出汁茶漬け!

漬けにしたことで身が締まりねっとり、もっちりとした鯛のお刺身にはうま味が凝縮。そこに熱々の鯛出汁を注ぐことで身にほんのりと火が通り、刺身自体からもジュワリと出汁が広がるような最高のビジュアルになりました。鯛茶漬け用のごはんボールには鯛を焼いてほぐした身も乗っていて、一度でいろいろな鯛の味わいを堪能することができます。

 

色々試せる!味変アイテム!

卓上に置かれた気になる味変アイテム。
Mizunotoの「おだしカクテル」。

ワンプレートに盛られた小鉢やお漬物を茶碗に加えて色々な味わい方ができるCHAYAの出汁茶漬け。卓上にもこんな味変アイテムがございます。こちらはMizunotoの「おだしカクテル」

Mizunotoの「おだしカクテル」は、厳選した原材料を粉砕せず、丁寧に丁寧に、優しく挽いてできた天然無添加の削り粉です。旨み風味をそのまま生かす水冷臼式製法で仕上げているので芳醇で身体にやさしいお味です。

旨味の風味をそのままに、無添加のだし粉にした「おだしカクテル」を加えると、また違ったお茶漬けを楽しむことができます。

こちらの商品はの姉妹店の「生活広場で購入することができます。出汁茶漬け専門店CHAYAから徒歩1分の場所にあるので、こちらのお店にも足を運んでみてください。

 

ランチの〆にも、カフェタイムにも外せない甘味!

出汁茶漬けでほっこりとした気分を堪能した後、少し甘いものが欲しくなったのでこちらも注文しました。

柔らか白玉しるこ ¥550(税込)

北海道産の小豆を使用して作られた甘さひかえめの「柔らか白玉しるこ」。

この小豆はお店が「生活茶屋」だったときの看板メニューであった「たい焼き」などに使用していた小豆と同じものだそうです。小豆のつぶつぶが程よく残ったぜんざいにもっちもちの白玉。口直しに添えられたお漬物も嬉しい甘味の定番!

ふわふわの柔らかい白玉。

この白玉がとても特徴的!

メニュー名の通りふわふわで柔らかく、するりと口に入ってきます。この柔らかさの秘密はなんとお豆腐!白玉粉に絹豆腐を加えて作っているため、通常の白玉だんごよりも柔らかくなめらかな口当たりになるとのこと。CHAYAにはご年配のお客さんも多く訪れるので、その方達も食べやすいよう工夫をされているのだとか。

 

やさしさあふれる食のこだわり、厨房風景

最後に厨房も覗かせていただきました。

手際よく作業をする高山さん。

今回お話を伺わせていただいた、高山さん。物腰柔らかで注文が入るたび、厨房でひとつひとつ丁寧に作業をされていました。

盛り付けも丁寧!

和食・出汁茶漬けCHAYAのInstagram(@chaya2022dashi)をのぞくと出汁茶漬けの他にも新作メニューやデリバリーの情報を見ることができます。

坦々風茶漬けやクリーム茶漬け、冷汁、親子丼、ドライカレーなどなど。

実はメニューのアイディアが浮かばない時はお客さんに伺ったりすることもあるそうで、後々は常連さんももっと増やし、お客さんの「あれ食べたい、これ食べたい」のリクエストにも聞けるようになったら良いんですけどね、と語る高山さん。来てくれたお客さんから「おいしかったよ」「頑張ってね」など声をかけてもらえることも、荒川区でお店をやっていて良かったと思う瞬間です、とお話してくださいました。

そんな高山さんの今のイチオシメニューは「和食屋さんの気まぐれドライカレー」。

通常はコンソメなどを使うドライカレーですが、CHAYAでは自慢の合わせ出汁をベースに、その時々の旬の食材を気まぐれで使っているそうです。このドライカレーにも、卓上のおだしカクテルをかけて食べると味の変化を楽しみながら食べることができるので、訪れた方はこちらもご賞味ください。

イチオシメニューを伺ったときに「お茶漬けと言いたいところなんですけど〜…」と控えめに切り出した高山さん、とっても可愛らしい方でした!ありがとうございました。

出汁茶漬けは店内でご堪能ください!

風味豊かなお出汁とこだわり素材を使ったほかほかのお茶漬けランチは、胃への負担も少なく身体が喜ぶゆったりとしたひとときを過ごすことができます。

女性はもちろん、男性の方にもおすすめしたい素敵なお店でした。

和食・出汁茶漬けCHAYAではお弁当のテイクアウトやデリバリーにも対応しているとのこと、こちらも是非チェックしてみてください。※持ち帰りが難しいことから出汁茶漬けの対応不可となっております。テイクアウトやデリバリーはその他定食や甘味、ドリンクでのご利用をおねがいします。

CHAYA のデリバリー&テイクアウトはこちら。
Instagram  (DMからご連絡をお願いします。)
UberEats
TEL:03-6882-1936

 

和食・出汁茶漬けCHAYA
営業時間:10:30〜17:00(LO16:30)
定休日:火曜日・日曜日
TEL:03-6882-1936
住所:〒116-0011 東京都荒川区西尾久2-37-6
ホームページ:https://bondsinc.co.jp/chaya/
Instagram:@chaya2022dashi

 


モノづくりの街・荒川の地域情報サイト「荒川探訪」では、荒川区の気になる情報をご紹介しています。
もし、荒川区の耳寄り情報や皆さんのオススメのお店などご推薦がありましたら、ぜひお気軽に荒川探訪編集部まで情報をお寄せください。もちろん、自分のお店を取材して欲しい、話を聞いて欲しいというご依頼も大歓迎です!
荒川探訪への情報提供・掲載依頼はお問い合わせフォームからお願いします。
これまでに取材したお店などのスポットは荒川探訪マップにまとめています。付近の散策や荒川探訪ルートを考えたりするのにぜひご活用ください。

荒川探訪のSNSもチェック!
各種SNSの「荒川探訪」アカウントへの投稿、コメント欄への書き込みでもOKです。
Facebook:https://www.facebook.com/ara.tanbou
Instagram:https://www.instagram.com/arakawa.news
Twitter:https://twitter.com/arakawanews

Instagram

荒川区西尾久にある蒟蒻・白滝・寒天・餡蜜のお店「山内商店」

昭和24年創業から、75年のも歴史を誇る山内商店。

昔ながらの製法で作られる手作り蒟蒻、ところてん、バラエティ豊かなあんみつなど、基本テイクアウトですが、店頭には気軽に利用できるベンチも設置してあります!

詳しくは、https://arakawa.news(当アカウントのプロフィールリンク)よりご覧ください。

———————————————————————————

👣モノづくりの街・荒川区の地域情報サイト
「荒川探訪 by ara!kawa」👣

私たちが愛する荒川区を魅力的なコンテンツとして多くの人に紹介するために生まれた地域情報サイトです。
区内に多く存在する町工場やそのモノづくりの技術、商品、地域密着グルメやカルチャーなどを幅広くご紹介していきます。

#arakawaii #arakawatanbou #arakawanews #荒川探訪 #荒川区 #観光 #グルメ #さんぽ #情報 #西尾久 #荒川区グルメ#下町 #あんみつ #ところてん #食べ歩き #下町グルメ #こんにゃく #ヘルシースイーツ
...

29 1

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3

RECOMMEND

RELATED

PAGE TOP